とと姉ちゃんの視聴率は異常に高いが今後は大丈夫なの?気になる点

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』の視聴率が絶好調です!

 

放送開始から視聴率は右肩上がりで伸び続け、第3週の平均視聴率は

23%台に達しました。

 

これは前作の「あさが来た」を上回る数字で、トータルの最高視聴率でも

前作を超えるのではとの憶測も流れています。

 

しかし気になるのは、ネット上の視聴者の感想や意見が

あまり芳しくないこと

 

しかも視聴率の上昇とは裏腹に、ネガティブな意見のほうが増えている

ような気もします。

 

そしてわたしも個人的に気になる点が多くなってきたので、

それらを述べていきます。

 

コンテンツ

ヒロインの常子について

 

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別の記事でも書きましたが、依然として高畑充希さん演じるヒロイン常子の

キャラクターが不明確な気がします。

 

子役の時代はしっかり者で、高畑さんが登場してからは豪快な面が加味されましたが、

最近ではなんだか軽さも感じてしまいます。

 

前作のヒロイン白岡あさは大ざっぱで豪快だけど、何事にも前向きなキャラで

一貫していましたが、常子のキャラクターは今ひとつ掴みきれません。

 

さらには「ととになる」ことを宣言した常子ですが、今のところそれが

行動に現われていないことも気になります。

 

確かに常子はまだ女学生ですから仕事をすることは無理だとしても、

家族のためになる行動は無数にあります。

 

たとえそれが微々たるものでも、ヒロインのそんな姿に視聴者は共感を覚えるはず。

 

常子のキャラの造形も含めて、早めに「とと」としての行動をおこしたほうが

いいのでは? と思ってしまいます。

 

演技派女優として知られる高畑さんを起用しているのですから、

もったいない気がしてなりません。

 

脇のキャラクターがハマってない!?

 

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前作では波瑠さんや玉木宏さん、宮崎あおいさんらの主役級以外でも、

キャラクターがハマっており、個性豊かな演技を見せていました。

 

升毅さん、寺島しのぶさん、柄本佑さん、友近さん、三宅弘城さん、

山内圭哉さんあたりは序盤から登場して、視聴者を惹きつけたものです。

 

今作も出演陣は豪華ですが、どうもキャラクターにハマっていないような

気もします。

 

ネット上でも向井理さんや大地真央さん、ピエール瀧さんなどのキャスティングを

疑問視する声もあります。(決して演技が下手というわけではない)

 

個人的には森田まつ役の秋野暢子さんや照代役の平岩紙さんには期待したいのですが、

適材適所という面からは疑問を感じてしまいますね。

 

いい役者さんたちを起用しているので、こちらももったいない気がします。

 

小橋一家が頑張りが足りない!?

 

ストーリーの面でも気になるのが、小橋一家の頑張りが足りない

気がします。

 

確かに当時は女性が社会で働くことは非常に厳しい時代でしたが、

浜松時代には竹蔵の会社の援助を受けていましたし、深川に来ても

隈井の学費の援助を受けることになりました。

 

やはり朝ドラの醍醐味は、逆境にめげずに頑張るヒロインやその家族です。

 

もう少し母親の君子や娘たちが、逆境にあがなう姿などを描くべきでは

ないでしょうか?

 

最終的に援助を受けるとしても、限界まで頑張った末にじゃないと

共感はできませんよね。

 

困っているのはわかりますが、一度ではなく二度も他人の援助を簡単に受けて

しまっているわけですから、このあたりは「う~ん」といった感じです。

 

とは言え、舞台を大井ではなく深川にした点や時折挿入されるギャグなどは

感心します。

 

ヒロインのモデルの大橋鎭子が女学生時代を過ごしたのは、

現在の品川区の下大井ですが、特にインパクトの強い街ではありません。

 

ドラマの出だしの舞台となった浜松の意味はわかりませんが、その後の舞台を

下町情緒あふれる深川・木場にしたのはよかったかなぁ~と思います。

 

個人的に気になる点をつらつらと述べましたが、

「とと姉ちゃん」の今後はとても気になるところです。

 

ドラマの後半には興味深いエピソードが数多く控えていることから、

そこまでどのようにつないでいくのかも心配でなりません。

 

「あさが来た」の追い風もどこまで吹くのかわかりませんし…

 

もちろん「言うは易し行うは難し」で、作り手の方々の苦労は察するに余りありますが、

『とと姉ちゃん』が多くの方々に支持されるようなドラマになってほしいと

切に願うところです!!

 

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